6月21日に行われたクラウドクレジットの3周年記念イベントの模様をレポートします。日本を代表する金融の街である日本橋兜町・茅場町で開催。

カフェを貸し切っての3周年イベント

会場は東京・茅場町駅の出口に直結したビルにあるCAFE SALVADOR BUSINESS SALON(カフェ サルバドル ビジネスサロン)。立食形式でアルコールも提供されるなど、華やかな雰囲気の中でイベントが始まりました。

杉山社長が語る4つの柱

まずはクラウドクレジットの杉山 智行代表取締役の挨拶とプレゼンテーションからスタート。プレゼンテーションではこれからのクラウドクレジットの推進力となる4つの柱について語られました。

⑴組成・運用の強化

⑵運用報告の充実

⑶サイトユーザビリティの向上

⑷ガバナンスの充実

「サイトユーザビリティの向上」については、マイページの使い勝手と機能性が大幅にUPするようです。具体的にはローンポートフォリオの現時点での推定リターンやキャッシュフロー(出資金の返還、利益の分配)のスケジュールを表示できるようにするとのこと。また、投資家の資産の増え方(増減の仕方)を可視化し、どのような運用成果が出ているのかわかるようになるとのこと。

「ガバナンスの充実」という点では、法務コンプライアス部の部員を3〜5名ほど増員するとのお話がありました。運用資産に関わる開示自主規制、広告自主規制、第二種金融商品取引業者の財務開示に関する自主規制が今後制定されるため、その点への対応を目的としているようです。信頼が何よりも優先される金融事業者として、投資家保護の観点に立った取り組みです。

投資家へのメッセージとしては「分散投資で、大きなリセッションにも耐えうるポートフォリオ構築」の重要性をお話されていました。

スタッフが語る仕事上の喜びや苦労

社長挨拶の後は、参加者とスタッフの歓談タイム。会場のあちらこちらでコミュニケーションが行われ、サイトだけでは知ることのできないお話を聞くことができた方も多いのではないでしょうか。

その後、スタッフの皆さんが自己紹介とともに仕事の苦労や喜び、プライベートまで冗談を交えながらお話されました。スタッフの皆さんの人柄をうかがい知れるユニークなエピソードが飛び交う時間ではありましたが、皆さんに共通するのは全員が「投資家のお金を預かる立場としての責任感」を持っていること。和やかな雰囲気の中ではありましたが、この共通マインドがお話を聞いている側にしっかりと伝わってきました。



なぜペルー!? 看板ファンド「ペルー小口債務者支援プロジェクト」

クラウドクレジットが提携しているペルーの債権回収事業者であるKOBRANZAS(コブランザス)の紹介を通して、人気ファンド「ペルー小口債務者支援プロジェクト」についての紹介。

ペルーは一般的な日本の方にはどちらかというと馴染みの薄い国。なぜペルーなの?という投資家が抱きがちな疑問に対して、以下4つの説明がありました。

・高い市中金利
・安定したマクロ経済
・外資規制が比較的穏やか
・第三者機関による高い格付

杉山社長が初めてKOBRANZASと出合った4年前は、すでに650人の社員がいた。現在は870名。経営者であるAna Vera Talledo代表はビジネスの社会性を重視しており、債務不履行により社会からドロップアウトしてしまう人を救うことをテーマにしている。女性の地位平等も重んじており、社員の65%が女性とのこと。

「ペルー小口債務者支援プロジェクト」は、クラウドクレジットとKOBRANZASの資金により延滞債権をディスカウントして購入している。例えば$100の延滞債権を$4にディスカウントして購入。3年後に$6で売却すれば50%の利益となる。

ペルー国内における債権回収のリーディングカンパニーであるKOBRANZASでは、ペルーの延滞債務者に返済方法のコンサルまで行っている。金融リテラシーが低い人たちを救い、債務者が金融市場の枠組みの中に復帰できるようにサポートするなど、非常に社会性の高い事業を行っている。

一方でペルーの金融機関が手放したい延滞債権は、日本の投資家にとっては非常に魅力的な投資対象となっている。「ペルー小口債務者支援プロジェクト」の実績は右肩上がりでファンド購入累計は7億円超。良いサイクルでファンドを供給できており、10,000人を超えるペルー人がローンを完済して、金融サービスの枠組みの中に再び戻ってこられたという。



ゴールのないマラソンをしていませんか?

最後は営業部長の成さんのお話。3年前にサービスインしてから初めて、有楽町で開いたセミナーの参加者はたったの4名だったそうです。そして今回の周年イベントには約70名が来場し、賑やかなものに。年齢層も各世代に渡り、女性の姿も目立ちました。クラウドクレジットがこれからますますパワフルに成長していくであろうことを実感できるような盛況ぶり。

投資スタイルに関して、成部長から「ゴールのないマラソンをしていませんか?現在の元本をいつまでにいくらにするか決めて投資していますか?」という問いかけがありました。ゴール(目標)があれば自分の投資の指針になる。商品選びやリスク選好の指針にもなる。ゴールをイメージできれば、自ずと投資方針も決まってくるというわけですね。

そしてクラウドクレジットの投資家の具体的な投資事例の紹介と比較がありました。投資家は4つのパターンに分かれるそうです。

・高い期待利回りに一点集中(大きなリターンを得たい)
・分散でリスク低減(分散投資)
・短期で償還を迎えて償還金を再投資したい(運用期間を短く!)
・運用期間を長く!(条件に納得するファンドであればそのファンドに長期で投資したい)

投資スタイルに正解はないが、クラウドクレジットとしてお勧めするのは様々なファンドへの分散投資。分散投資をすると利回りが落ちることもあるが、やはりリスクを抑制できることがメリットになるということのようです。

まとめ

クラウドクレジットがローンチしてから3年。着実に、そしてますますパワーアップしていくであろうことが実感できるイベントでした。5周年、そして10年周年の時にはクラウドクレジットはどうなっているのか? 今からとても楽しみですね。