数あるソーシャルレンディングプラットフォームの中でも高い人気を誇るラッキーバンクとトラストレンディング。それぞれのプラットフォームを運営する二事業者において、金融庁に置かれる組織である証券取引等監視委員会(証券監視委)の検査が入っており、2017年2月9日現在、同委員会のウェブサイトにて公表されています。

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検査が実施されているのはラッキーバンクを運営するラッキーバンク・インベストメントと、トラストレンディングを運営するトラストファイナンスの二社。ともにファンドの募集開始直後に数分で満額成立をするほどの人気を集めるプラットフォームで、不動産への融資を取り扱っている。

昨年12月にはみんなのクレジットにも検査が入ったが、本日時点では検査の結果は発表されていない。ソーシャルレンディング業界では2010年1月に業界最大手のマネオが金融庁の検査を受けましたが、検査の結果について特に公表はされていません。2015年にはクラウドバンクを運営する日本クラウド証券において検査が実施され、証券取引等監視委員会の勧告に基づき関東財務局から3ヶ月間の業務停止命令を下されています。

日本クラウド証券に対する業務改善命令の内容
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証券監視委による検査は金融証券取引業者の業務が適切に行われているかを調べるため、検査対象の事業所へ出向き、関係書類に目を通したり、役員らから事情を聴いたりするのが一般的。不正取引などの違法行為がないか調査し、問題があれば業務の改善や停止を命じることもあります。ラッキーバンク・インベストメントとトラストファイナンスに対し、どのような目的を持って検査が行われているのか定かではありませんが、今後の推移に注目です。