株式会社みんなのクレジット(本社:東京都渋谷区、代表取締役:白石伸生)は4月13日、「証券取引等監視委員会の勧告と行政処分について」という文書を、同社のウェブサイト上にアップした。

これまで複数の文書でリリースしていた内容を整理・統合し、一つの文書にまとめたもの。

同文書では下記のような事実があったことを認め、今回の行政処分を投資家からの声と受け止め、証券等取引委員会からの勧告に鋭意注力し、早急な業務の改善を目指すことを報告している。

・貸出先の集中とそれによる貸倒れリスクの拡大を招いた事実があった
・担保設定についての広告表示に誤解を生じさせる点があった
・各ファンドからの出資金の一部を、他ファンドの償還金に充当した
・各ファンドからの出資金の一部を、甲グループへの増資に充当した
・各ファンドからの出資金の一部を、白石代表個人への貸付等の事実




以下は今回公表された文書の引用となる。

                         証券取引等監視委員会の勧告と行政処分について

  2017年3月24日の証券取引等監視委員会から内閣総理大臣及び金融庁長官に対する行政処分の勧告(以下
   「本勧告」といいます。)に基づき、2017年3月30日に関東財務局長より行政処分を受けることになりましたことをご報
   告させていただきます。

(1)金融商品取引契約の締結又は勧誘において重要な事項につき誤解を生ぜしめるべき表示をする行為について

  ア 貸付先について誤解を生ぜしめるべき表示をする行為
    本勧告においてご指摘の通り、各ファンドの貸付先が甲グループに集中しておりました。貸出先の集中とそれによる
    貸倒れリスクの拡大を招いた事実を真摯に受け止め、改善に取り組んで参ります。

  イ 担保について誤解を生ぜしめるべき表示をする行為
    各ファンドには甲の発行する未公開株式の担保設定を行っておりました。また、匿名性の観点からファンドを構成
    する案件の複数化が求められる中で、組成された第二案件の融資先に於いては、少額融資を理由として担保設定
    をせずに融資実行した事実がございました。個別のファンドの募集ページにおいては、担保設定をしない旨を表示し
    ていたものの、他の広告においてすべての案件につき担保設定されている旨の表示となっており、誤解を生じさせて
    おりました。
    弊社の広告掲載方策においても誤解のない表記とするなど、本勧告にかかるご指摘事項の改善に取り組んで
    参ります。

 (2)当社の業務運営について投資者保護上問題が認められる状況
    本勧告においてご指摘のとおり、各ファンドからの出資金の一部を、他ファンドの償還金に充当したこと、また、
    甲グループへの増資充当したことは事実であります。これらの使途につきまして、各ファンドの出資のご案内に
    於いて明記していなかったことは「投資家様の保護」という観点から問題があることを認識し、ご指摘事項の改善
    を図ってまいります。
    最後に甲による白石個人への貸付等の事実はございましたが、管理態勢の不備と認識し、同様のことが起きな
    いよう防止措置を講じて参ります。

    投資家の皆さまには、弊社の至らなかった多くの事柄につきまして、たくさんのご心配とご迷惑をおかけいたしまし
    たことを心よりお詫び申し上げると共に、この度の行政処分を投資家の皆様からのお声と受け止めさせていただき、本
    勧告を鋭意注力し、早急な業務の改善を目指しますので、よろしくお願いいたします。

                                                                                                                                                                  (原文ママ)