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ソーシャルレンディングで損失を回避する方法はあるのか?

株や投信、FXなどで損失を出したことから、値動きのないインカムゲイン投資であるソーシャルレンディングにたどり着いた。そんな方も多いのではないでしょうか?

誰もが損をしたくないもの。ソーシャルレンディングで損失を回避する方法はあるのか?

答えは「ノー」です。回避する方法はありません。

投資に損失はつきもの。「常勝無敗!」、「百戦百勝!」、「絶対!確実!」などといったキーワードで投資の勧誘を受けたらすぐに逃げてください。投資に”絶対”はありません。




もしかしたら将来に渡って、ソーシャルレンディングに手広く投資したにもかかわらず、一度も損失を経験しない方もいらっしゃるかもしれません。もしあなたがそうであったなら、あなたは相当な強運の持ち主です。そのツキを大切にしましょう。

ソーシャルレンディング投資のリスクを抑制する方法

できる限りリスクを抑える方法はあります。それは投資先(事業者、ファンド、ファンドの貸付先)の分散です。

事業者、ファンド、ファンドの貸付先の中でソーシャルレンディング投資家が唯一接触できるのが事業者です。信用するに足らない事業者を見極められるよう、情報を集めるのはもちろんのこと、積極的にコンタクトを取るように心がけましょう。

事業者が主催するセミナーに参加すれば、経営者やスタッフと直接お話できます。やはり直接触れ合うと、直感的に得られるものがあります。地方にお住まいで中々セミナーに参加できないという方は、電話でどんどん疑問をぶつけましょう。ウェブサイトだけではわからない何かを感じ取ることができるはずです。
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投資先(事業者、ファンド、ファンドの貸付先)を分散するという考え方においては、まずは信頼できる事業者を見極めることが大切です。今回の「みんクレ」騒動では、 事業者リスクを考慮することの重要性が図らずも浮き彫りになりました。

今回の延滞をmaneo(マネオ)はどのように決着するのか?

話を本題のmaneoに戻しましょう。

今回の事案における回収見込みについて、maneoは「今後、あらゆる手段で回収を試みます」と表明しています。業界のリーディングカンパニーとしての威信をかけた対応をするのではないでしょうか。

保全措置のあらゆる条件を行使し、場合によっては融資先経営者の自宅を差し押さえたり。元本回収に向けて、可能な限りの手を打つはずです。

まとめ

正常な運用がされていた中での元利金回収の延滞。これは何もネガティブなことではありません。ソーシャルレンディングが投資である以上、一定の確率で発生すること。むしろ健全にファンドが運用されている証なのです。

投資家はできる範囲で最善の投資判断をすることでリスクを低減させることができます。それでも損失を被ってしまったら? それは自己責任として結果を受け入れるしかありません。

投資、融資・・・これらの言葉にはデフォルトリスクが必ず内在しています。一定の確率で元本が毀損しても、トータルではしっかり収益が出るように投資をすることが大切です。そのためにも、これを機会に新しいマイルールを考え、作ってみてはいかがでしょうか?