LCレンディングが「【不動産担保付】事業再生ローンファンド」として募集を進めているファンドの融資先であるP社が取得を予定しているゴルフ場は、山梨県都留市にあるワールドエースカントリークラブであることが有力となった。

ワールドエースカントリークラブは中央自動車道・都留ICから3分の立地。富士山を眺めながらのラウンドでき、豪華で行き届いた設備に加え、景観も楽しめるゴルフ場として人気が高かった。

同カントリークラブは2015年8月から閉鎖しており、営業再開の目処が立たないところへLCレンディングがクラウドファンディングで資金集めを行い、融資先であるP社が事業再生を手掛けるという流れのようだ。


ワールドエースカントリークラブは1995年7月に高級志向のゴルフ場として開場。五光建設(株)等を経営していた加藤一族を中心に、当時の政財界トップが理事に就任するなどし、会員権の一次募集は5000万円で行った。
ワールドエースカントリークラブ ウェブサイトより
エースゴルフクラブ ウェブサイトより

しかしながら開場から11年目の2006年に、業績不振から民事再生手続きを経て再建に着手。ゴルフブームの衰退によりゴルフ会員権の大幅な値下がりや利用客の減少が経営を直撃した。

その後、不動産業を行うミナミグループが新オーナーとして(株)ワールドエースゴルフ倶楽部を設立。代表取締役には、新井悟氏と内田良氏が就任。




その後、旧経営会社である(株)ワールドエースゴルフクラブが借地したままの状態であった地代や税金の滞納が明らかになり、2015年8月にはゴルフ場をクローズせざるをえない事態となった。クローズの原因はゴルフ場正門前の土地を所有者へ明け渡す内容の判決が下されたため、強制執行によりゴルフ場へのアクセスが不能になってしまったことが要因。

LCレンディングが調達する資金8億3,000万円を融資するP社は、破産管財人と売買契約を締結し、ワールドエースカントリークラブを取得し、再生する方針。

■開場から現在までの流れ
1995年  開場
2006年 運営会社が民事再生手続きを開始
2015年 ゴルフ場閉鎖
2017年  LCレンディングが事業再生を目的に資金調達を開始

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