お金を借りたい人たちへ投資することによって利益を得ることのできるソーシャルレンディング。その利益は銀行の預金金利はもちろん、伝統的な投資商品では実現できなかった高い利回りが想定されています。高いものでは年利10%を超えるファンドも。驚異的ですよね。まったく新しい投資のカタチ、ソーシャルレンディングの仕組みを解説します。




そもそもソーシャルレンディングって何だろう?

ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)とは、お金を貸したい投資家(レンダー)と、資金を借りたい法人または個人(ボロワー)を、インターネット上でマッチングするサービスのことです。

個人がボロワーへ資金を直接貸し付けることは、貸金業法という法律により禁じられています。しかしながらソーシャルレンディングでは匿名組合契約という形態をとることで、個人投資家が貸付による金利収入を得ることを可能にしたのです。

ソーシャルレンディングはクラウドファンディングの一種であり、投資型クラウドファンディングや貸付型(または融資型)クラウドファンディングと呼ばれることもあります。

ソーシャルレンディングの仕組み

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世界で最初のソーシャルレンディングは2004年にイギリスで誕生しました。日本では2008年にmaneo(マネオ)が初めて事業を開始し、2016年の今でも業界のメインプレーヤーとして成長を続けています。2016年12月25日までに約592億8千万円の貸付を成立させてきました。

ソーシャルレンディングが注目を集める理由

ソーシャルレンディングの最大の特長として、高利回りという点が挙げられます。

これは投資家にとって何物にも代えがたいベネフィットです。これを実現しているのが既存の金融機関では手を出せない領域への融資と、インターネットをベースにしたプラットフォーム運営による低コスト化です。

5%~最大14%程度の利回りを掲げるソーシャルレンディングは、マイナス金利政策が導入された日本においては、これからますます注目を集める投資分野と言えるのではないでしょうか。

リスクを正しく理解しよう

タンス預金とも呼ばれる日本国内の個人資産が、日本中の事業として必要な場所で、時には世界のまだ見ぬ国のビジネスで使われる。そして日本のごく一般の個人によって投資された資金が本人のもとへ利益を伴って還流されてくる。そんな社会貢献の一端を個人投資家が担うことができるのもソーシャルレンディングの特長の一つです。

ソーシャルレンディングはあくまでも投資なので、元本がマイナスになるようなリスクも存在しています。これは投資である以上、避けては通れない道です。とは言えリスクを正しく理解して投資を実行すれば、定期預金では考えられないような利益を得ることができるのも事実です。

そして、ボロワー(資金を借りたい法人または個人)と win-win の関係を結ぶことができるのです。



ソーシャルレンディングの普及で銀行が不要に!?

銀行に代表される伝統的な金融機関は、ソーシャルレンディングの普及によって不要なものとなってしまうのではないか?-そんな説を唱える人たちもいます。そういった声が上がるほど革新的な投資スキーム。

昨今話題になっているFinTech(フィンテック)のど真ん中でもあります。

株や投資信託、FXのように値動きに左右されることなく、一定の利回りを想定できるインカムゲイン投資。マイナス金利政策下に置かれた日本国内の投資環境にとって、今もっとも注目すべき投資対象であることは間違いありません。

本業による収入にプラスアルファするセカンドマネーとして、誰もが投資を検討することのできるまったく新しい投資のカタチなのです。