12月21日(水)に(株)トラストファイナンス本社会議室にて、トラストレンディングにとって初めての投資家向けセミナーが開催されました。当日は10名ほどの投資家が参加し、セミナー本編から質疑応答の時間まで和やかながらも活発に意見が交わされ、非常に中身の濃い時間となりました。




セミナープログラム

第1部 株式会社トラストファイナンスのご紹介
第2部 ソーシャルレンディングの仕組み~Trust Lendingの特徴について
第3部 質疑応答

トラストファインナンスってどんな会社?

セミナーのスタートはソーシャルレンディングサービス「トラストレンディング」を運営する、(株)トラストファイナンスについての説明で始まりました。トラストファイナンスは中小企業を対象に経営及び営業支援に特化した金融サービスを提供する、いわゆるノンバンクと呼ばれる金融企業です。コアとなる事業は投資事業、クレジット事業、そして金銭貸付事業。ソーシャルレンディングのプラットフォームであるトラストレンディングはこの金銭貸付事業に相当します。この本業での黒字が、ソーシャルレンディングサービス(トラストレンディング)の立ち上げ期という収支の辛い時期をフォローしているとのことでした。
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トラストファイナンスが入居するオフィスビルの前に架かるレインボーブリッジ

投資家ファーストのサービス設計

運営会社であるトラストファイナンスの説明に続いて、いよいよ本題であるトラストレンディングの紹介に入ります。セミナーの中で一貫して伝わってきたメッセージは「投資家ファースト」で物事を考えているということです。投資家の利益を考えて、サービス開始当初から営業者報酬を1%に抑えているが、これは投資家に少しでも多く配当として還元していきたいから。またほとんどのソーシャルレンディング事業者が採用している預託金口座を採用していません。預託金口座とは投資家の資金をソーシャルレンディング事業者にデポジットする口座。その事業者が万一破綻してしまうと、預託金口座に預けている資金を取り戻すことが難しくなってしまう。投資家にとってリスクの一つとる。利便性よりもリスク項目を減らすことを重視して預託金口座を導入していない。これも投資家の利益を最優先した考え方です。

低水準の営業者報酬と貸付利率の公表は投資家ファーストの証

トラストレンディングが提供するファンドはほとんどが運用利回り10%を超え、時には12%という業界でも最高クラスの運用利回りを実現しています。昨今ではこの高い運用利回りが投資家の人気を呼び、ファンドの募集が始まると5分足らずで満額成立するような状況が続いています。高い運用利回りを実現できるのは営業者報酬が1%という最低限の水準に抑えられているから。これは広告費やアフィリエイト報酬を減らしたり、運営システムの内製化等による低コスト体質な経営の賜物だそうです。そしてもう一つ特筆すべきなのが、貸付利率を公表していることの重要性についての解説がありました。貸付利率の高低は、ファンドのリスク度合いを示す一つの物差しとなります。

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これにより案件の収益構造に関する透明性が高まり、投資家はリスク度合いを貸付利率から推し量ることができる。低水準に抑えられた営業者報酬と合わせて、まさに投資家ファーストの真骨頂ですね。一般的には運用利回りの高低が投資のリスク度合いを示していると考えられがちですが、本来は貸付利率がいくらなのか?に着目せねばなりません。運用利回りが5%と低く抑えられ相対的にリスクが低いと思われた案件が、実は貸付は15%で実行されていたとすると? − これは極端な例かもしれませんが、貸付利率が開示されていない場合は投資家は実際のリスク度合いを見過ごしてしまう危険性があるのです。

トラストレンディングが人気の理由

2015年11月のサービス開始から2016年12月末の現在まで、返済遅延とデフォルトの発生はありませんでした。ファンドの累計成約金額は14億円を超えました。トラストレンディングが人気の秘密は実績に現れている安定したファンド運用と業界でも高水準の運用利回り、そして投資家ファーストのサービス運営の三本柱によって成り立っています。その中でも今回のセミナーでは投資家ファーストの姿勢がセミナーを通して一貫して語られており、トラストレンディングの強さの秘密を象徴しているように感じました。ちなみに営業者報酬については最低限に抑える方針に変わりは無いようですが、少し上げる予定だそうです(実際に2017年1月1日より募集開始の不動産担保付ローンファンド45号では営業者報酬が1.5%に設定されました)。これはトラストファイナンスのソーシャルレンディング部門単体として黒字化していくために必要なことだそうです。営業者報酬のUPによって事業基盤がより安定するのであれば、これは結果的に投資家のメリットにもなります。



まとめ

今後はセミナーの数を増やし、東京以外の地域でも開催する意向とのこと。セミナーに参加したことで、サイトや宣伝からだけでは実感できなかった「投資家ファースト」の姿勢をより深く理解することができました。これは実際に企業の方々と触れ合うことで初めて実感できることなので、そういった意味でもセミナーが開催された意義があったのではないでしょうか。今回は投資家目線でのレポートですが、母体はノンバンクですから、実際は融資先ともしっかり向き合い、十分なメリットを提供しいることについても詳しい説明があったことを最後に付け加えてレポートを終わりたいと思います。

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